大切なのは一人ひとりの意識を変えること

残業が少ないという魅力にひかれて入職したのに、実際に働き始めてみる全然違ったという経験がある方は多いのではないでしょうか。

大体の仕事が、シフトの時間ぴったりに仕事を終わらせることは難しいものです。

会社によっては対応しなければならない仕事数が多く、単純に人手が足りていないために一人の仕事量が増えているという実態もあります。

ですが、人手不足は今に始まったことではありません。

同じ科で同じ病床数の病院でも働きやすい職場もあれば、毎日のようにサービス残業を強いられる職場もあります。

このような差が生まれる原因は何でしょうか。

仕事をしやすい職場に共通していえるのが、職員同士に十分なコミュニケーションが取れているということです。

看護師の仕事は患者の看護だけではありません。

医師や療法士とのチームで行う仕事もたくさんあります。

看護師同士で情報を共有できているのはもちろんのことですが、一人ひとりが他の部署との連携を意識していれば、無駄な待機時間をなくすことにもつながります。

自分の立場では何をすることもできないという方でも、工夫一つで少しずつ周りの意識を変えていくことはできます。

積極的な情報交換で業務連絡プラスアルファの情報を共有したり、何気ない挨拶に労いの言葉を一言付けるだけでも場の雰囲気が明るく変わります。

ただ今置かれた状態を嘆くだけでなく、自分自身が前向きな行動を起こすことも大切なのではないでしょうか。